奇跡の全日本選手権タイムトライアル

ちょっと興奮冷めやらぬ一日なんで、とりあえず時系列で。

今日は199X年にU−23で一回出たことがあるだけの全日本選手権個人タイムトライアル大会。
ロードレースと違い一人ずつ出走してドラフティングなしでタイムを競うという競技。

4:10起床。ささっと家を出て車で那須へ。当日受付が7:30までなので。
レースまでは時間があるからできれば試走したかったけど、朝から別のカテゴリーのレースがあるので試走は叶わず。
受付済ませ、暇だから30分ほど昼寝。
その後U23のレースの観戦。

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母校の慶應義塾自転車競技部より池辺が出走。直近の学生個人戦での同種目で僅差の2位ということから、本人も優勝狙いで全日本に臨む。

結果は敗退。7位。まぁうまく行くときもいかないときもあるさ。

【アップ】
10時過ぎよりローラーにてウォーミングアップを行う。コース走れないのでローラーでひたすら長い時間アップして身体を作ることにした。
10分弱流してから20分間は214W。じわっと汗が出る。
その後また10分ほど流してから今度はTTポジションでもう少し負荷を上げて。250Wで20分と思ったけど、思いの外きつかったので10分で断念。261W。
その後流してから1分をレスト2分で3回。362W、389W、424W。166拍まで。これでアップ終了とした。

【レース 12.4km x 3 = 37km】

レースは12:44スタート。あまり速くない人たちは第一ウェーブで。1分ごと出走で、抜きも抜かれもしなかった。
メーターは一切見ずにひたすら走ることに集中。
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スタート直後に下りで一気にスピードに乗る。といっても70km/h弱程度だけど。それでもそこで飛ばし過ぎると一気にアップアップになってしまうので、少し落ち着かせる。
1周目はどちらかというと抑えめ。普段走らない長いTTなので最後までペースダウンしないように、慎重に。
で1周目17分37秒。お、まぁまぁじゃん。

2周目も同じく。ほんと、何も考えずにただ一定ペースで踏み続けることだけに集中した。
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2周完了時に手元のメーターで確認したら35分くらいだったので1周目とほぼ同じ。ペースは落ちていない。
実際にあとで確認したら2周目は17分33秒。

あと1周と考えると少し元気が出た。まだ若干頑張る余地はある。
3周目の折り返し後に意識して少しあげる。あとはゴールまでに出し切るだけ。とやったらラストは少しあがって17分20秒。
すごい速かったわけではないけど、まぁ自分の力以上の奇跡なんて起きないわけで、自分の今のパフォーマンスの最大近くを出せた気がするので、ヨシ。

どんよりとした天気だったが雨に降られずにラッキーだった。
-37.1km、52分31秒、273.4W、94.4回転、160/172拍
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レース後はローラーで15分ほどダウンをする。本番は来週のロードレースだから。

【日本一を決める、雨の中での第二ウェーブ】

ダウンをしているうちに第二ウェーブが同じく1分間隔でスタート。予報通り雨が降ってくる。有力選手が落車などしないように願う。
イナーメからは勢いに乗る龍太郎。

1周目、龍太郎が速い。16分22秒。これってU23の優勝者よりも速い。しかもU23って1周だけのレース。
こんなタイムで突っ込んで、後半タレるだろうって皆が思っていた。
優勝候補勢に対するアドバンテージは10秒ほど。イナーメが暫定とは言えトッププロ相手にリードしているなんて、鳥肌モノ。
周りの反応ははじめだけだろう、って感じだったけど、なんか私はこれはもしかするんじゃないかって感じていた。
常に予想の上を行く結果を出してきた龍太郎だから、今日もこのまま行ってくれと祈る。

2周目終えてたしか2位のブリッツェン増田選手と8秒差。詰められているとは言え龍太郎もペースダウンしていない。
すごいことなんだけど、実況含め会場がまだざわついている感じはない。最後には逆転されるだろう、って見方がまだ支配的だった気がした。
3周目の折り返しでのタイムでも龍太郎は落ちていない。そして、3周目の後半もまた少し上げてゴール。
たぶん本人はここまで大変なことになっているとは走りながら知らなかっただろう。ゴール直後に走ってとりあえず現況を伝える。
もう皆興奮しすぎておかしくなりそうだった。
この頃には実況もざわついて、これはもしや中村龍太郎選手の優勝もあるのか?とようやく気付く。

中継されるTTに強い系のプロ選手たちの争いは表彰台に乗るかどうか的なことになっており、私の興味は完全に増田選手/西園選手/窪木選手あたりが龍太郎のタイムを上回るかどうか。

増田選手がゴール。龍太郎に4秒届かない。最後に驚異的にペースアップした西園選手も増田選手と同タイム。
ホントに信じられないことだけど、チームメートのフルタイムワーカーが全日本チャンピオンになろうとしている。

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チームテントにて。
最終走者が走り終えて優勝が確定する頃には報道の人たちが集まってくる。

リザルト
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実況していた栗村さんも祝福にきてくれる。
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見ての通り、龍太郎のシューズもBONT。

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表彰式を待つ男女エリートの3位まで。女子3位はヒロミさん。ここにイナーメが二人居るって、スゴイぜ。

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ツーショット。

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いや、ホント信じがたい。普段は表彰式は見ずに急いで帰宅するんだけど、さすがに今日は堪能した。

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ナショナルチャンピオン中村龍太郎(イナーメ信濃山形)誕生!

いや、凄い。すごすぎる。それしか出てこない。大興奮の一日だった。
けど、私の本番は来週日曜日。それまで気を引き締めて頑張ろう。

ユキ、今日はサポートどうもありがとう。

【今日の機材】

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ここからスペアタイアとボトルケージ外して。
後輪ディスクとHEDの3スポークは鉄板の組み合わせ。龍太郎さんのioにはかないませんが。
Lightweightのディスクホイールはとにかく軽い。平地巡航が速ければ多少重いほうがいいと思う。チームTTとか。
けど私のように非力で所詮40km/h前半くらいで走るんだったら軽いメリットもあると思う。

ポジションちょくちょくいじったけど、今のポジションでなかなか良いバランスで走れたと思う。
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